Tatehikoの独り言

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zoom RSS 忖度文化 官僚に蔓延

<<   作成日時 : 2017/05/15 08:25   >>

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        忖度文化が官僚に蔓延 一強政権配慮、市民無視
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 安倍晋三首相との不透明な関係がクローズアップされた森友学園問題を機に瞬く間に人口に膾炙(かいしゃ)されるようになった「忖度」の言葉。
 「安倍一強」を背景にやはり、忖度文化は霞ヶ関の官僚機構に蔓延しているようだ。
 「都議選を前に、原発推進のトーンをあまり強く打ち出さないようにと内閣官房が言い出している。経済産業省の意向のようだ。首相官邸と与党に対する忖度だ」内閣府原子力委員会の関係者が最近、こう漏らした。
 原子力委員会は四月下旬、原子力政策の長期的な羅針盤となる「原子力利用に関する基本的な考え方」を取りまとめた。そこに至る過程で、自民党不利が伝えられる都議選への悪影響を考慮した一部官僚が、もともと原子力推進帰還として発足した同委員会にくぎをさしてきたという。
 実際、取りまとめた「基本的な考え方」は「原子力は安全確保が大前提に、環境や国民生活、経済を意識して進める」と慎重かつ抑制的だ。
 水面下でシグナルを送った官僚たちの底意は2021年まで続く可能性の高い長期政権への配慮と期待であり、森友学園問題や「共謀罪」などで逆風に曝されている一強の為政者への忖度に他ならないだろう。
 しかし、それは市民への裏切り行為につながりかねない。なぜなら、安倍政権は今後も原発再稼動を着実に進め、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉後も、原発使用済燃料の再処理を推進させる考えだからだ。
 目先の選挙が招き得る与党へのダメージの抑制を狙って、政策の実相を包み隠し、内在する矛盾を糊塗しようという思惑が働いていたら、それは公僕失格であり、、政策本位で市民が政治家を選ぶ民主主義への背信行為とすら言える。
 官僚たちのシグナルが、どこまで原子力委員会の最終判断に影響を与えたのかは判然としない。
 だが、底には森友学園と同根の病理が観察できないか。それは、強大に映る権力者の政策的嗜好を先読みする官僚の独善性があり、その後景では市民目線の政策立案が忘却され、道理と合理に根ざした政策判断がないがしろにされている。
 森友学園について圧倒的多数の市民が「説明不足」と感じているにもかかわらず、これに与党と首相が応じようともしないのも、そうした病理に通底する。自分たちを守ってくれる官僚同様、市民の肉声に向き合い、誠実にニーズを満たそうとする気概がまったく感じられないのだ。
 復興相辞任に追い込まれた今村雅弘氏の失言も「一強ゆえのおごりと緩み」という次元を超えた病理の表出ではないだろうか、今の政治のありように、とてつもない不安と恐ろしさを募らせざるを得ない。
核心 論評記事(2017年5月15日付京都新聞。共同通信編集委員・太田昌克)

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